【自己紹介】
- 社会人なってから英語学習を開始
- 2019年英検1級取得
今回は僕が英検1級を取った際に使用した教材&通信教育を紹介します。
英検1級はその名のとおり英検の最上級資格です。
僕は大人になってから英語学習を始めてから、この1級というレベルに憧れていました。
この試験は英作文や面接などアウトプットを要求される試験のため、小手先のテクニックでは合格することが難しいと言えます。
僕もTOEIC900点を超えたあたりから英検1級を目指し始めたのですが、仕事の合間とはいえ真剣に勉強して1年半くらいかかりました。
合格するために色々な教材を試してきましたが、今回はその中からおすすめできるものを取り上げたいと思います。
勉強する教材を誤ると合格が一気に遠くなるので、それを防ぐべく、この記事を通してお役に立てればと思います。
- 現時点で既に英検準1級に余裕をもって合格できる
- TOEIC860点以上がコンスタントに取れるレベルで英検1級を狙っている
ここからは、各テーマごとに教材を紹介していきたいと思います。
【学習テーマ】
- 語彙
- 読解
- 英作文
- リスニング
- 面接
いづれも英検1級に受かるためには避けては通れないものです。それでは早速見ていきましょう!
英検1級の勉強に使っていたおすすめ教材
各テーマにおいて僕がおすすめするのは以下の教材になります。
おすすめの教材
- 【語彙】
⇒英検1級でる順パス単 - 【読解】
⇒20〇〇年度版 英検1級 過去6回全問題集
⇒英検1級 長文読解問題120 - 【英作文】
⇒英検1級英作文問題完全制覇 - 【リスニング】
⇒20〇〇年度版 英検1級 過去6回全問題集 - 【面接】
⇒英検1級面接大特訓
⇒バリューイングリッシュ
1つずつ説明していきます。
語彙
英検1級の何が難しいかと言うと「語彙のレベルが高い」という事です。
英検1級の単語が難しいという事は、よく耳にすると思いますが、レベルとしては10000語から15000語の語彙が必要だと言われています…。
そこでおすすめする教材が「英検1級でる順パス単」です。
僕はこの単語帳を7割くらい覚えた時点で大問1の語彙問題で17/25くらい正解できるようになったと思います。
合格した時もこれくらいです。
もちろん個人差はあると思いますが、合格者は17/25以上は取れているように思います。
僕は英検1級でる順パス単の他にも様々な単語帳を使っていますが、基本的に「でる順パス単」で良いと思います。以下の単語帳も英検1級の内容をカバーしていると思いますが、少しレベルが高い気がしました。
この2冊は英検1級でる順パス単と被るところはありますが、英検1級に受かってから取り組んでも良いと思います。
個人的にはTOEICで満点を取ってから、国連英検特A級とか技術英検プロフェッショナルを目指すときに使ってみたい単語帳です。
読解
個人的にはリスニングよりも得点源にしやすいパートでした。
問題集は様々な種類のものが出ていますが、おすすめするのは「20〇〇年度版 英検1級 過去6回全問題集」です。
上記の過去問を徹底的にやるのが基本的に早道だと思います。
しかし、過去問には読解問題の他にもリスニングや英作文、面接対策も入っているので、苦手分野の読解だけを徹底的にやりたい人にとっては微妙な場合もあるかもしれません。
僕も過去問の中で読解パートだけを解き続けるのが、何というかバランス的に好きになれませんでした。
そういった場合は次のテキストが良いのではないでしょうか。
【英検1級 長文読解問題120 (旺文社英検書)】
読解の勉強に飽きてきたら気分を変えて「TIME」を読むのが良いと思います。
文章のレベルとしては、英検1級よりさらに上なので高地トレーニングのような効果が得られるかもしれません。
TIMEは定期購読が安価で良いですが、積読になってしまう可能性があるのでTIMEのオンライン版(無料)がお勧めです。
英作文
僕は英作文が一番の得点源でした。
英作文と言っても、語彙問題とか読解問題のような高尚な文章を書かなくても高得点は狙えます。
とは言いつつ以下のことは気を付ける必要があります。
英作文で気をつけること
- 評価されやすい文章全体の型を知る
- 評価されやすい冒頭と締めのフレーズのストックを増やす
- 政治経済科学などの定番イシューと関連語彙を覚える
- 同じ言葉を繰り返し使わないようにパラフレーズ出来るようになる
何だか難しそうだと思う人もいるかもしれません。
でも大丈夫です。
おすすすめする教材の「最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇」にすべてが詰まっています。
この問題集の前半は、語彙集とコンテンツブロックと呼ばれる政治経済科学の事象を短くまとめた文章がずらっと並んでいます。
このコンテンツブロックを組みわせるだけで1級の英作文がおおむね完成できるようになっています。
僕は、暗記とは言わないまでも語彙とコンテンツブロックをしっかり読み込み、それから後半の演習問題に取り組みました。
後半の演習問題は、次の流れでやるのが良いかと思います。
- 時間を測って実力で解き切る
- 答えを見る前に自分で調べて文章を作り上げる
(すぐに答えを見ずに調べることで、時事問題とフレーズを深く理解することが出来る) - 解答を見て使えそうなフレーズを吸収する
(必要であればコンテンツブロックまで戻って確認する)
僕は英作文において一番大事なのは自分なりの意見&文章を作り上げることだと思います。
問題集は足らない部分を補うような使い方をするのが良いと思います。
リスニング
リスニングについては正直これと言って特別な対策はしていません。
個人的な考えですが読解力が付けばリスニングもカバーできると思い、読解に力を入れていました。
とは言いつつさすがに傾向は知る必要があるので、「過去問」のリスニング問題を解いて間違えた問題は繰り返し聴くなどの対応は取っていました。
面接
面接対策は「英検1級 面接大特訓」をやり込むのが早道だと思います。
英検1級を目指している多くの人が使っている教材ですね。
僕は2次試験で1度不合格を味わってからは4か月間徹底的に「英検1級 面接大特訓」をやり込みました。
そして書かれてある表現が自分の口からすらすら出るまでひたすら繰り返しました。
さらに面接対策には絶対にやっておくべき対策があります。
それは、面接を想定した本番さながらの練習です。
身近にネイティブが居ない人はオンライン英会話を使うほかありません。僕も使いました。
おすすめするのはバリューイングリッシュというオンラインスクールです。
Instagramに英検1級を勉強している人たちのコミュニティーみたいなものがあるのですが、そのグループの方から教えてもらいました。
相手はフィリピン人の先生ですが英検の本番試験を把握しているため、本番を想定した練習を用意してくれます。
しかも5回コースで5,980円とかなりリーズナブルです。
僕は最初、英検1級面接大特訓の著者であるイッチ―先生の講座を受けようと思いましたが、通信講座がマンツーマンではなかったので断念してバリューイングリッシュにしました。
個人的にはバリューイングリッシュにして大正解でしたが、先生によってサービスの品質に違いがあるため、一番人気の先生を率先して予約するようにした方が良いと思います。
英検1級の勉強に使っていた教材【まとめ】
各テーマにおいておすすめの教材について、最後にもう一度まとめます。
おすすめの教材
- 【語彙】
⇒英検1級出る順パス単 - 【読解】
⇒20〇〇年度版 英検1級 過去6回全問題集
⇒英検1級 長文読解問題120 - 【英作文】
⇒英検1級英作文問題完全制覇 - 【リスニング】
⇒20〇〇年度版 英検1級 過去6回全問題集 - 【面接】
⇒英検1級面接大特訓
⇒バリューイングリッシュ
記事は以上になります。
勉強法に正解はありませんが、個人的な見解としては、やはり英検1級に受かりたければ英検1級の問題集を一生懸命やるのがもっとも効率的です。
たしかにTIMEやニュースに慣れて試験対策をせずに合格するのはかっこいいですが、こういった練習は受かってからいくらでも出来るのでまずは集中して合格してしまいましょう!
偉そうな見解を色々と書きましたが、僕自身もまだ勉強中です。
また分かったことがありましたら、シェアさせていただきます。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。