【超上級!英語教材】究極の英単語vol.4を実際にやってみた!

ケンジ
こんにちは!ケンジです。

究極の英単語vol.4という単語帳をご存じでしょうか。

単語帳の中でも最高峰レベルのものです。

そして上級者の間では有名な単語帳だと思います。

今回はこの究極の英単語vol.4を一通りやってみたので、感想を述べていきたいと思います。

  • 英検1級から更なる高みを目指している人
  • 上級者向けの単語帳を探している人

ちなみに2020年6月現時点での僕のスペックは英検1級取得済みで、単語帳は「英検1級 でる順パス単」を7割くらい覚えている感じです。

英検1級取得済みではありますが、個人的にはTIME誌などの海外雑誌がスラスラ読めるようなレベルに行きたいと思っているので、究極の単語帳を買うことにした次第です。

そんな僕がこの本に収録されている3,000語のうち、どれくらいの単語を知っているのかカウントしてみたので、その結果を交えてお伝えします。

では早速本題に入りましょう。

究極の英単語vol.4について

ではまず、この究極の英単語vol.4がどういうものなのか簡単に説明します。

対象語彙数:12,000語

この数字言われても分からない方はたくさんいらっしゃると思います。

僕も今まで特に意識していなかったので、よく知らなかったのですが、この12,000語というのは語彙マスターと呼ばれるレベルとのことです。

本の帯には「TOEIC満点を超えてネイティブも驚く語彙マスターになる」と書かれてあります。

【補足】
12,000語と言っても、そのすべてがこの単語帳に収録されているわけではありません。収録されているのはあくまで3,000語です。究極の英単語は全部で4シリーズとなっていて全部覚えるとちょうど12,000語となる計算です。

ちなみに一個下のレベルの上級(vol.3)は9,000語レベルで「英字新聞・雑誌がスラスラ読める!TOEIC900点も実現」と書いてあります。

このことからもvol.4が如何にレベルが高いのかお分かりになると思います。(個人的な感覚を言うと英字雑誌をスラスラ読めるのはもっと上のレベルかなぁという印象はありますが…。)

究極の英単語vol.4の構成

究極の英単語vol.4の構成は以下のようになっています。

単語帳の構成

  • 語源リスト
  • 動詞を中心とした【Power Sentences】
  • 動詞以外をまとめた【Word List】

1つずつ説明していきます。

語源リスト

以下が実際の語源リストです。

僕は正直今まで語源図鑑を使ったことはありませんし、語源で覚えようと努力したことはありませんでした。

でも12,000語レベルの単語になると戦略的に覚えていく必要があるので役立つと思います。

普段このレベルの単語に出会うのは自分でTIMEとかEconomistを読まないと出会えないので、数少ない単語との出会いの中で記憶に残すためには語源の力を借りることは大きいと思います。

Power Sentences

語源リストの次は、Power Sentencesと呼ばれるセクションです。

ここでは動詞を中心とした例文を活用して効率よく覚えるように設計されています

TOEIC頻出の単語を使った例文もところどころにあるので便利で、英語学習の中級者におすすめの「DUO3.0」のような構成になっています。

Word List

続いて、Word Listと呼ばれる部分があります。

これは動詞以外の品詞がまとまっている部分です。

例文はありませんが、使い方の簡単な例が示してあるので、覚えやすさの点に関しては他の単語帳と変わりないと感じました。

そしてPower SentencesとWord Listに関しては、LEVEL10,11,12の3段階に分かれています。

僕の場合は、LEVEL10から12になるにつれて単語が難しくなるという印象はあまりなくて全部難しかったです。

究極の英単語vol.4を実際にやってみた結果&感想

記事の途中でも話していますが、難しかったです。

英検1級に受かりたての人でも知らない単語がたくさん載っており、確かに全部覚えたら語彙マスターと名乗っていいと思います。

今回は、3,000語のうち知っている単語をマークして実際に自分がどれくらい把握しているのかカウントしてみました。

結果は706語(約24%)でした…。

チェックの仕方は自分にかなり厳しめにやって

  • 少しでもニュアンスがずれている
  • 複数意味があるうちの一部しか知らない
  • 3秒以内に意味が分からない

はカウントしませんでした。

英検1級でる順パス単も7割は覚えているつもりでしたが、究極の英単語vol.4はまだまだ上のレベルの単語帳だと思います。

これ完璧に覚えたら、とにかく単語が難しいと言われている英検1級の語彙問題でさえも満点近く取れる気すらします。

ちなみに僕が英検1級に合格したときは、語彙問題25問のうち平均で17問くらい正解できる実力だったと思いますが、それでも究極の英単語vol.4には約24%しか正解できませんでした。

難しい教材ですが、身に付ければかなりの力になるので引き続き挑戦していきたいと思います。

究極の英単語vol.4の活用方法

究極の英単語はとてもレベルが高いので語彙力を上げるためにも以下のように活用していくのが良いと思います。

  • 英文も平行して読む
  • 2冊同時並行で進める

これらについて詳しく説明していきます。

①英文も平行して読む

単語を覚える秘訣は、単語帳をやりながらその単語がたくさん出てくる英文を並行して読むことだと思います。

今回の例の究極の英単語vol.4で言えば、「TIME」や「Economist」レベルの文章を読めば該当する単語が沢山出てきます。

「色んな場面で見かけた単語やフレーズは記憶に残る」という経験は誰でもあるかと思います。

同じように単語帳の中で見かけたものを英文雑誌で見かけるとすぐに覚えられるはずです。

そもそも同じ単語帳をずっとやっていると単語が記載されているページとか前後の単語のつながりで何となく単語の意味を覚えてしまうこともあります。

これを防ぐためにも上記のように現在取り組んでいる単語帳と同じレベルの英文記事を見つけて読むことをお勧めします。

②2冊同時並行

別の単語帳と合わせて2冊同時並行に進めるのも良さそうです。

例えば僕の場合だと英検1級のでる順パス単と今回の究極の英単語vol.4を同時にやる感じです。

さっきと同じ理論で2冊同時にやることで全く別の場所(単語帳)で同じ単語に出会う機会が多くなり、記憶に残りやすいと思います。

まとめ

究極の英単語vol.4は対象語彙数12,000語で語彙マスターレベルの教材です。

英検1級レベル以上で更なる高みを目指している人に向いていると思います。

やってみた感想&まとめは以下の通りです。

  • 英検1級に受かりたてくらいのレベルの人にとっては、学べることが多い。
  • TIME、Economistなどの英文を読むことと並行して進めると語彙の習得が早い。

結論としては、買ってよかったと思います。

しばらくはでる順パス単の英検1級と同時に進めようと思います。

今回の記事は以上になります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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