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TOEIC700点を効率よく取得する方法
一応英語をゼロから勉強し直すことも前提として、Stepごとに取るべき対策を案内していきます。
Step1,2に関しては、ゼロから学習する人を対象としているので既に何度か受験しているのに700点に届かない人はStep3からご覧ください。
Step1 中学レベルの英文法をさらっとおさらいする
繰り返しにはなりますが、大学入試を終えたばかりの人のように英文法をある程度勉強して、あまり時間のたっていない人はこの段階はスキップしても大丈夫です。
話を戻しますが、英文法は私たちのような第二言語として英語を学ぶ人が習得しておくべきものです。
大人に近づいてから英語圏に属することなく、新たに英語をものにしようとする場合は、英文法を理解した方がその後の成長が格段に早いです。
この成長というのは効率的なTOEICのスコアアップを意味するだけでなく、英語力全体の底上げも意味します。
前置きは長くなりましたが、お勧めのテキストは以下のとおりです。
こちらは有名なTOEIC講師でもある濱崎先生のテキストです。TOEICエキスパートが書いた中学文法の復習本なので安心です。
ちなみに私の場合は、以下の問題集をやりましたので、参考までに紹介しておきます。
正直、この工程ではあまり時間をかけるべきでは無いと思っているので、さくっと1冊で中学レベルを復習できるものを選ぶと良いかと思います。
Step2 試験を知る
全く試験を受けたこと無い人は、どういった問題が出るのか時間配分はどれくらいで取り組めば良いのか知りましょう。
TOEICの公式サイトにもサンプル問題がありますし、各パートのコツはググれば沢山出てくるので、参考までに見ておきましょう。
Step3 英単語を覚える
まずは英単語を意識的に覚えてください。単語が分からないと何も出来ないので、悩むこと無く英単語を覚えるようにしましょう。
おすすめ単語帳は以下の通りです。
TOEIC600点未満の人は銀のフレーズを覚えてください。
既に600点以上の人や600点未満でも既に銀のフレーズを覚えきっている人はスキップしても問題ありません。
次に金のフレーズをやりましょう。
初心者だったころの私は、まだこれらの単語帳が発売されていなかった or 有名では無かったせいか、使っていません。
しかし、効率的にTOEICのスコアアップをした人を見ていると多くのケースでこららの単語帳が使われています。
金のフレーズすごいところは、この1冊だけで900点越えの受験者を生み出していることです。
まずはTOEIC700点欲しい今回の場合であっても上記2冊で十分です。あれこれ悩まず、入手して一気に覚えてしまいましょう。
覚えるコツ
英単語は覚えた分だけ確実に力になるので、初心者の方はなるべく早い段階で自分の欲しいレベルの語彙力を身に付けましょう。
コツとしては一気にやり終えて、何度も復習することです。
- 以下の点に注意して短期間で最後までやり切る
- 空欄に入る英単語を推測する
- 正解した単語には印を付ける
- 解説欄もしっかり読む
- 発音が分からない単語は音声をチェックしておく
- 全ての単語に正解の印が3回連続で付くまで何度も単語も繰り返しやる
最初に1冊をやり切るのは一週間以内(出来れば1~2日以内)で一気にやり切ってしまいましょう。
また、②で3回連続正解としたのは、1回~2回正解だとまぐれで正解した場合があるからです。
期間を開けて3回連続正解すれば記憶が定着したと言っても良いと思います。
暗記と言うのは、短い間に何度も繰り返した方が記憶として定着します。
1か月以内に全て覚えきるくらいのペースで何度も繰り返しやってください。
Step4 Part5の文法問題を攻略する
簡単な英文法と英単語を覚えたら、Part5を高い正答率で解けるようになりましょう。
私は以前から何度か推奨していますが、part5の練習は全てのTOEIC受験者にとって最高の練習メニューです。
Part5というのは、文法や語彙、文脈を読み取る問題など短い文章の中に知識を問われる問題が詰まっています。
つまり、リーディング全体に必要な基礎力を養うことが出来るのです。
という訳で問題集としては、以下をおすすめします。
こちらの問題集を徹底的にマスターしてください。
活用方法
- 以下の点に注意して一冊を最後までやり切る
- 制限時間を気にして解く
- 解説をしっかり読む
- 知らない英語表現を覚える努力をする
- 正解した問題に印を付ける
- 全ての問題に正解の印が付くまで何度も解く
- 全ての問題を音読 or シャドーイングして頭に定着させる(とりあえず暗唱はしなくてOK)
※音声はダウンロード可能です。
上記の通り、やることはとてもシンプルです。
ちなみに③で音読やシャドーイングをする理由は、英文を「考えて分かる」状態から「考えなくても分かる」状態まで定着させるためです。
英文を音読したり、シャドーイングする習慣があると英文を素早く理解する力が飛躍的に高まるので、おすすめの練習方法です。
補足
もし文法知識が足りておらず、解説が理解できない場合のときのために高校レベルの参考書を用意しておくのも手だと思います。
文法を体系的に学ぶには以下のテキストがおすすめです。
※TOEIC600点くらいの人でもこれらを1冊を読み切るのは相当しんどいです。分からない文法に直面した時のために1冊持っておくと便利くらいの感覚で良いです。高校で使った参考書がある人はそれでも構いません。
Step5 公式問題集を解く
最終工程として公式問題集を解いていきましょう。
色々な問題集が発売されていますが、本番を想定した問題集で公式に勝てるものはありません。
公式問題集を徹底活用して、一気にレベルアップをしてください。
公式問題集の徹底活用方法
- 時間を測って本番通りに解く(※全部やる時間が無ければ分割して解いてもOK)
- 間違えた問題の解説を読む&知らない単語を覚える努力をする
- パート別に問題集を徹底活用する
- Part1 & 2 :ディクテーション
- Part3 & 4 :シャドーイング
- Part5 :音読
- Part6 & 7 :精読(音読やるとなお良し)
公式問題集は1冊でも十分勉強になりますが、余裕があれば上記の流れで2~3冊やれば固いと思います。
以下の記事では、公式問題集の徹底活用方法を詳しく書いていますので、よろしければご覧ください。
TOEIC700点までの勉強時間について
いくら効率的な勉強方法と言っても一日30分くらいのペースだとレベルが上がるまでに総合的に時間がかかってしまいます。
実体験からも1日2時間を目安に勉強をするようにしましょう。朝や隙間時間を活用してください。
遠回りなNG勉強法
今回紹介してきた勉強方法はもちろん英語力向上にも貢献してくれますが、TOEICで高得点を取るということもフォーカスしています。
しかし、直接的にTOEIC対策ではないやり方を選んだ場合、スコアアップにかなり時間がかかってしまいます。
例えば以下が挙げられます。
- 分厚い英文法書を読み切る
- ラジオ英会話をやる
- 発音の練習を徹底的にやる
- ニュースやドラマで勉強をする
これらの学習自体を否定している訳ではありません。英語力アップにはとても有効なので、出来るならやった方が良いです。
しかし、日々の勉強時間があまり取れないようであればTOEIC対策にフォーカスして目標スコアまで一気に駆け抜けた方が得策だと思います。
TOEIC700点取ってからでも、好きな勉強をすることはいくらでも出来ます。
まとめ
TOEIC700点を取るための最短ステップは以下の通りです。
- 中学英文法を復習する
- 試験問題を知る
- 金のフレーズをマスターする(必要であれば銀のフレーズも)
- 文法特急をマスターする
- 公式問題集を徹底活用する
TOEIC700点を取れば、希望する企業への入社や昇進に必ず効きます。持っていないのと持っているのでは雲泥の差があるはずです。
今回の記事を参考にして、最短で700点を目指してみてください。
最後までありがとうございました。以上です。