レベル別!英語学習に役立つ英語雑誌・新聞まとめ
初級編
英語学習を始めて間もない方を想定しています。
NHKラジオ 基礎英語1~3
言わずと知れたNHK英語講座ですが、かなりおすすめです。
TOEICなどに出てくるビジネス表現だけではなく、日常英会話もバランスよく取り入れられています。
ボリュームとしても初級者の人がやり切るのに十分な量だと思います。
NHK英語講座はシリーズが分かれており、このシリーズから徐々にレベルアップしていきます。
上級編の実践ビジネス英語が口からスラスラ出てくればかなりの英語力になっているはずです。そこに到達するまでのスタートとして、この基礎英語シリーズから始めるもの良いかと思います。
定期購読は、NHKサイトや以下オンライン書店のサイトから申込できます。
中級編
英検2級~、TOEIC500~を想定しています。
①The Japan Times Alpha
the japan timesが発行する英字新聞になります。時事英語に徹底的に触れることでリアルな英語表現を学ぶことが出来るように設計されています。
内容は国内外ともにニュースや芸能など幅広いトピックを揃えています。
海外の雑誌と異なる点は、日本人が英語を学ぶことを想定して作られていることです。
難しい単語や表現は調べなくても分かるように注釈も付いているので時間が省けて便利です。
②ENGLISH JOURNAL
語学教育で有名なアルクが監修している雑誌であり、英語力アップに関する情報が満載です。
テーマも旬の映画などのエンターテインメント性の高いものを取り上げているのでニュースなどのお堅い内容が苦手な方には良い教材です。
またCDが付いているので、リスニングの学習も出来ます。以下オンライン書店で検索できます。
③NHK ラジオ英会話、入門ビジネス英語
初級編では基礎英語を紹介しましたが、その上位版です。
中級編にしては、少し背伸びしている感じはあるかもしれませんがやる気があれば継続できる内容だと思います。
ラジオ英会話は日常英会話として、TOEICなどを想定する場合は入門ビジネス英語に役に立つ表現が多いです。
音読やシャドーイングなど積極的に口を動かして、表現をものにしていきましょう。
定期購読は、NHKサイトや以下オンライン書店のサイトから申込できます。
上級編
英検準1級~、TOEIC860点~を想定しています。読むこと&(音声がある場合は)聞くことが出来るかで判断しています。
①NHK 実践ビジネス英語
初級編から紹介していますが、NHKテキストの最上位版です。この内容が問題なく理解できるようになれば、かなりの英語力です。
私もたまに知らない表現に遭遇します。知らない表現がたまにあるという事は聞いても理解できないという事なので、個人的にも勉強しがいのあるテキストです。
ビジネス英語と言いつつ会話文中心なので、実際の場面でも多く使える表現が多いです。
ボリュームもNHKシリーズ一貫して月に1冊やり終えるのにちょうど良いかと思います。
定期購読は、NHKサイトや以下オンライン書店のサイトから申込できます。
②THE WALL STREET JOURNAL
英語で金融、経済、テクノロジーの情報収集したいという人におすすめなのがウォールストリートジャーナルです。
世界最大の新聞社であり、信頼度も高いです。後述しますが、TIME誌やThe Economistと比べると比較的易しいので読みやすいです。
ただ(私もしばらく読んでますが)日本人の英語学習者にとっては、難易度は高いと言えます。
これを読めばあなたも優秀なリーダーになれるのかも!?
③National Geographic
こちらも英語学習者にとって大変人気の雑誌になります。
各ページに配置される写真や図が洗練されていて、英語を勉強するだけではなく普通に読み物としても楽しめます。
私も洋雑誌が置いてある大型書店に行ったときに面白そうな特集があれば、購入しています。
英語で学ぶことが楽しくなる一冊だと思います。
以下オンライン書店で検索できます。
最上級編
英検1級以上を想定しています。TOEICに出てくる語彙範囲をはるかに超えていますので、もし効率的にTOEICで高得点取りたい方にはあまり向いていないと思います。
①TIME
言わずと知れたアメリカの有名な雑誌です。内容は政治、経済、金融、テクノロジーやエンターテインメントまで幅広くカバーしています。
英語学習歴の長い上級者であれば手に取ったことがある人も多いと思います。
個人的には「最も影響力のある100人」などでたまに納得できない内容の記事もありますが、レベルの高い英文に触れられるという点では良さそうです。
また裏を返せば、海外が日本人をどのように見ているのか、視点の違いを勉強することも出来ます。
時事英語と圧倒的な語彙力を身に付けたい方は是非トライしてみてください。
以下オンライン書店で検索できます。
②The Economist
TIMEはアメリカの雑誌ですが、こちらは英国の老舗雑誌(政治経済中心)になります。アメリカの優秀なビジネスマンも多く読んでいるんだとか。
英語の難易度は文句なしで高いです。個人的にはTIMEより難しい気がします。
これがスラスラ読めたら、英語圏の意識高い系の人たちと同じ英語力になったと言えるでしょう。
しかし、こういった類の雑誌を読むためには純粋に英語力を高めたい、という意識以外にも時事問題に関する興味が無いと継続するのは難しいです。
日本語に訳されても継続して読むことが出来るのか考えてみると、分かりやすいです。
気になる方は、以下のオンライン書店で検索できます。
雑誌や新聞での英語学習ついて思うこと
以下の2点を意識して選ぶのが良いと思います。
- 興味や関心があるもの
- 自分のレベルにあっているもの
第一に興味や関心があることについて多く書かれている媒体が良いかと思います。私はテクノロジーに関する記事が好きなので必然的に選ぶ雑誌も限られてきます。
理想は日本語訳にしても読みたいかどうかだと思います。私は日本語でも読まない政治系のニュースを英語記事で読み続けるのは正直キツイです。
今ではある程度難しい文章も読めるようになってきたので、手に取る雑誌の選択肢も広がりましたがまだ英文を読むことに自信が無い方は自分のレベルに合った教材で勉強するのがおすすめです。
今回紹介したNHKの基礎英語などのシリーズは、エンターテインメント性は欠けるかもしれませんが、自分のレベルに合ったものさえ選べば読み易く、英語を読むことへの抵抗をかなり和らげることが出来ます。また多読にも繋がり、英語力が伸びます。
もし雑誌や新聞での英語学習を今回の記事を参考にしてもらえると嬉しいです。ではまた!